あけましておめでとうございます。

早いもので2011年になりました。
今年の7月には地デジ化ということで
前から反対していたわけですけれども、とうとう来てしまうのですね。

今年こそ、良いことがあることを祈りつつ
日々精進していきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いします。

さて今年の目標を
今年のオリジナル年賀状を紹介しながら
綴りたいと思います。

今年の年賀状いかがだったでしょうか。
日本郵便が掲げている年賀状のキャッチコピー
「年賀状は贈り物だと思う。」
は、とても気に入っているフレーズです。
普段の日本郵便(特にゆうパック)はろくな所じゃないけど
このフレーズだけは、たいしたもんです。
やはり年賀状の本性をわかってらっしゃる。

僕もこのフレーズをかなり意識しながら作っています。
今回の年賀状の構想は9月のはじめに浮かびました。
前回までの二つ折り3部作が幕を閉じたので
次はどういったものにしようか悩むだろうと思っていたんですが
1年経つとアイデアはいろいろ浮かぶものですね。

テーマは
「自分への果たし状」

果たし状と年賀状の「状」という字は同じなんですよね。
はがきだけが年賀状じゃないですしね。
果たし状のように自分自身、そして前に挑むような思いを
伝えたいと思ったのです。だからこういう形にしました。

2010年はいろいろ学んだ年でした。
勉強はもちろんですが
勉強を通して考えることを学びました。
思考力ってみんなに備わってるって思いがちだけど
実際は、そんなことまったくなく
ロジックを考えるということが勉強でも会話でも生きることにも
大事だということを知ったのです。
また、自分なりの「孤独」ということも学びました。
それまでは、孤独だと嘆いていたのは
今では恥ずかしいと思うほどの「孤独」だったのです。
自分はこれからもずっと「孤独」と戦わなければなりません。
少しだけその覚悟を身に付けられたような気がします。

2011年は、その学んだことを生きていくために使っていこうと思います。
せっかく身に着けたわけですから、ちゃんと使わないとね。

最後に、紙の頭に書いてある
「なほ頼め」
みなさん、この意味わかりましたか?
高校生のときにちゃんと古文を学んだかどうかが問われますよww
自分もちゃんと学ばなかったので今では後悔してます。
2010年のときに出会った和歌です。
「引き歌」として使わせていただきました。
引き歌を使うにはちゃんとした理由があります。
その元の歌の心境と似ているから使うわけです。
この歌は更級日記にある歌です。
菅原孝標女と仲がよかった継母がいろいろ事情があって
「梅が咲くころには戻ってきます」と言って遠くに去ってしまいます。
梅が咲くころになっても結局継母は来ず、孝標女は和歌を送ります。

「頼めしを なほや待つべき 霞枯れし 梅をも春は忘れざりけり」

そして継母が送り返した贈答歌が、その引き歌の元なのです。

「なほ頼め 梅のたち枝は契りおかぬ 思ひのほかの 人も訪ふなり」